ベルリンの壁が壊れたのをリアルタイムでニュースで見ていました。
その壁の影でこんな家族がいた、こんな生活を強いられていたというのは初めて知りました。
今の我が子と同じ年頃だったので、ニュースで事実だけ知るのではなく、内側のことをもっと知りたかったなあと今更感じました。
そんな娘と読もうと選びましたが、壁の経緯がまったく語られておらず、まずベルリンの壁ができた背景や壊れた時の様子を話さなければなりません。
あとがきでもあれば良かったのですが、世界史に弱い私にはちょっと難しく感じました。
この本を読む時は、ドイツの近代史の本を一緒に読まれるとよいでしょう。
子供たちにもそうやって紹介してあげた方がいいかと思われます。
切ないエピソードですよね。