ユリ・シュルヴィツにしては、これまで見てきたものとは全く雰囲気が違う作風になっています。(車が主人公で人は出てきません)
邦訳は金原瑞人さんです。
主人公の「トロット」(小型車)が辿り着いた街はサボテン村。
乾燥した風景にサボテンがポツンポツンと立っているのが印象的でした。
うちには男の子がいなかったし、自分自身あまり車に興味がないので、正直興味を惹く内容ではありませんでしたが、
短いテキスト、わかりやすくはっきりした絵、それぞれの車の特徴を生かした進行と、車好きな男の子たちには楽しいおはなしではないでしょうか。