今は、子育て中の専業主婦ですが…
最初の1ページ目で、朝から深夜まで仕事に追われていた時の事を、思い出しました。
散らかった机。 ただ、寝るだけに帰る家。
絵本と同じ様に、色のないモノクロームな世界。
「ひと息」付くために、良くコーヒーを飲んでいましたが、(今でも飲みますが)、この本を読んで、「心から、”ほっ” とひと息ついていたかなぁ…?」 と改めて思いました。
コーヒーブレイク、したつもりでも、「休憩時間に、ただコーヒーを飲んでいるだけ」 だったのかなぁ… と感じたのです。
心をゆるめて、リラックスして…
コーヒーの香ばしい香りや、あま〜いお砂糖やバニラ、チョコの匂いを、めいっぱい吸い込んで…
「あぁ、美味しい」
そう、心から思えるひととき、って大切だなぁ… と、気づかせてくれました。
時間に追われて、身も心も疲れきっていた時には、すっかり忘れていた、「可愛いものを愛でる気持ち。夢見る気持ち。」 そんな想いも、モカや、可愛いトリのカップやお砂糖さんたちを見て、思い出しました。
忙しい毎日を送っていても、ふと、手と足を止めて、
「自分が良いなぁ、好きだなぁ」 と思えるものを眺めて、ふっと心をゆるめて、五感を使って 「あぁ、美味しい」 と感じられる…
そんな休息のひととき… 「幸せのコーヒータイム」 を楽しみたいなぁ、と思わせてくれた、素敵な絵本です♪