作者の「ルース・エインズワース」の代表作で、特に日本の子どもたちに読まれているのではないかと思うのは、
「こすずめのぼうけん」「しおちゃんとこしょうちゃん」ではないでしょうか。
言われてみると確かにこの作者の絵だなと思いますが、“きかんしゃ”が主人公なので、たまたまこの本を見つけて、
「こすずめのぼうけん」の作者だと分かったときは、「へぇ〜」と思ってしまいました。
登場する動物たちはリアルで、繰り返しのやり取りも見ている子どもたちに安心感を与えてくれます。
きかんしゃの“ホブ・ノブ”の顔の部分は人によって、見える表情が違うと思いますが、私は黄色いちょっと高めの鼻、分厚い赤い眉毛に小さくてつぶらな黒い瞳に見えました。