表紙絵はとてもインパクトがあります。
見返しに描かれた4コマ漫画風のページはおまけみたいで楽しかったです。
でもここがプロローグであり、アピローグでもあるようなので、もしも読み聞かせに使うときは、ちゃんと初めの「見返し」部分からはじめて、裏表紙手前の「見返し」で終わってほしいです。
ナンセンス絵本ですね。
うどんとラーメンが意思をもって「どちらがおいしいか」競うために戦うお話です。
構図がとっても面白かったです。
この戦いは異空間みたいな場所で行われていたか、もしくは普通の人間には見えない状態で行われていたのでしょうか……。
物語の最初から最後まで、二人の子どもを連れたお父さんが戦いの現場である公園にいるんですよね〜。
最後にその家族のお夕飯のシーンも描かれています。
アメリカのコミック漫画みたいな展開が続く絵本なので、大人の読み手は好き嫌いがわかれそうですが、子どもたちは普通に面白がって読みそうな気もします。