ホープのある町に感動して、遅ればせながら、彼女の著作の一冊を読みました。12歳のフォスターという名の女の子のお話しです。
大好きだった父親がイラク戦争で命を落とし、
フォスターを大切にしてくれるママと二人で、ある事情で逃げてきて、住み着いたのが、ウエストヴァージニアのカルペパーという町でした。
この町もいくつか困った問題を抱えています。
フォスターは4歳の時からお菓子作りをしていて、パティシエの才能に恵まれています。
この才能こそが、彼女の希望の原動力です。
お話の中には素晴らしくおいしそうな、カップケーキが何種類も登場します。
この町で知り合った魅力的な人々の話や、フォスターが克服してゆく、読み書きの障害など、困難な中に、爽やかな希望の持てる作品でした。