以前息子が父親と巣箱を作りました。
息子はどんな鳥がくるのかな〜とすごくワクワクした表情で、のこぎりで板を切り、くぎを打ち、とても楽しそうに作っていました。
完成した巣箱は、祖父の家の庭の、梅の木の幹にしばりました。みかんを枝に刺しておくと、いつも鳥が食べにくる木なので、家族みんなきっとすぐに鳥が入ってくれることだと思っていました。
しかし、一向に鳥の巣になる気配はなく、しばらくたつと巣箱をのぞいてみることもなくなってしまいました。
この本を親子で読んだら、あの時の巣箱は鳥にとって魅力が足りなかったのかもねという話になりました。人からすぐにのぞかれるような高さだったし、入口の穴も小さすぎたのかもしれないねとか、いろいろな意見が出ました。
もう一度、今度は鳥が入ってみたくなる、住んでみたくなる快適な巣箱を作りたいねと、この本を読んで、息子がまたやる気になりました。次はすてきなおうちができるかな。