「ぼくはきょうもだいすきなでんしゃをみにきています」
そう、主人公は「ぼく」です。2歳になったばかりの息子には自分が絵本に登場してしまうような感じがするのです。
そしてぼくは運転助手になって運転席に乗り、はなばたけ駅やジャングル駅に行って動物たちのお祭りに使う荷物を積み込みます。そして乗った場所に帰ってきてでんしゃを降り、「さようなら」 「ありがとう」で旅が終わります。最後はかわいいどうぶつたちのお祭りの様子。パステルカラーのかわいい絵が、大人は、これは子どもの空想だったんだろう、と思うのですが、きっと2歳の息子は絵本に入り込み旅をするのだろうと思います。
主人公は男の子だしでんしゃの絵本ですが、絵がとてもかわいいし、駅がロマンチックなので女の子にもおすすめです。