すっかり鉄キッズになった3歳の孫のために、じいちゃんがプレゼントしてくれました。
特急踊り子号の車内販売で購入したそうです。
作者の住んでいた伊豆の下田まで、伊豆急行線が開通するまでのお話しです。
実際に工事に携わったという作者の祖父からの伝聞という形です。
なので、ストーリーがある物語ではなく、あくまでもドキュメンタリーではあるのですが、当時の技術ではあの険しい伊豆の海岸線に線路を敷設する苦労は想像を絶するもので、むしろ大人が感心する絵本かもしれません。
伊豆に訪れたことのある人にはより楽しめるでしょう。
ちなみに小さなお子様向けには「せんろはつづく」というシリーズを同じ作者が書いており、こちらは子ども達が線路をつなげていく物語です。