どうしてあれで箸が動くのかしら、と思うほど不思議な持ち方をする人を見ることはありませんか。
箸の持ち方なんてどうでもいい、要は食べることができればOK、かもしれませんが、本当にそうでしょうか。
話は飛躍するようですが、幕末にペリー艦隊に招待された侍たちが洋式のマナーをよく知らなくても問題なく晩餐に応じることができたのは身についた日常の作法を手掛かりにできたからと聞きました。
受け継がれるべき生き方としてのマナーが、柔らかな子どもの心にまっすぐに伝わる絵本です。
およばれといえば特別ですが、マナーは実は特別でもなんでもないのです。
毎日のお家の中でのあれこれが、マナーです。
そのことをまずお母さんお父さんが知っておくためにも、役立つかもしれませんね。