これこそ絵本の中の絵本!と太鼓判を押したい作品。文字はありませんが、漫画のコマ展開が流れるようにお話を語ります。まず作者の色鉛筆画が淡く柔らかく、全体のトーンがやさしい印象。そこから心地よさが生まれています。表紙のスノーマンのスマイルが印象的で、クリスマス期のお話ですが、うちでは一年中暖炉の上に飾ってあります。わたしはこのスノーマンのカードが好きで、昔はよくこのグリーティングカードを使って手紙を書いていました…。
ビデオもなかなか秀作です。音楽が美しい。絵本にはないシーンもあり、ちょっとした発見になります。主人も息子も大好きな作品で、冬になると毎晩、寝る前に必ず見ています。