不思議な絵本ですよね?!
ハッピーエンドを望みがちな私には、最初ピンとこなくて、何でここで終わるのよ〜?!(だって、はらぺこあおむしのように、ちょうちょになって登場するのかと思ったんですもの。)
でも、気を取り直して、「どうやってさがすの?」「クレリアを探してみよう」(あとがき?!)も、子どもたちに読んでやりました。
うん、姿が消えたからって、死んだわけじゃないよね?!ワープしたのかもしれないし、木の枝に何か秘密の通路があったのかもしれないし、天狗の隠れ蓑みたいなのをかぶったのかもしれないし・・・親子で想像が広がりました。
こういう終わり方に、慣れてないだけであって、けっこう楽しめるものですね♪
最近の出来事です。実家で妹がかわいがっていたネコがいなくなり、ポスターをそこら中に張り巡らし、無事の帰りを待っていたのですが、縁の下から冷たくなった亡骸が見つかりました。どこかで誰かにかわいがられて、幸せに暮らしてると思っていたので、ショックでした。でも、妹はかえってあきらめがついたといいます。
クレリアのポスターを見て、とても複雑な気持ちになりました。
みんなが、どこかで、クレリアに再会できるといいですね。