小田切昭さんの絵が好きで、
2006年の発売当初に購入し、当時5歳だった娘に読みました。
まず、白地の表紙デザインがとっても可愛いです。
表紙は「とらくん」、裏には「くろくん」。
短いエピソードの中でも、
わんぱくでやんちゃな「とらくん」と、
おっとりして優しい「くろくん」のキャラクターが
子供にも分かりやすく、2人ともそんなに良い子でないところが、
親しみやすく微笑ましいです。
びっくりしたり、悩んだり、満足したり、ニンマリしたり…
いろんな表情の猫たちはもちろん、
交番の建物や、くろくんちのキッチンなどの細々した背景も
おしゃれで可愛く、大人が見ても楽しい絵本です。