5歳の娘と読みました。
24の部屋があるうさぎマンション。
あるうさぎさん一家が最上階に引っ越してくるところから
お話が始まります。
それぞれの部屋に住むうさぎさんたちは実にいろいろ。
絵を描く画家さん、ケーキやさんに大工さん、ピアノを弾いてる音楽家や、天体望遠鏡を持つ科学者らしきうさぎさんもいます。
このうさぎさんたちがそれぞれ部屋で何をしていたか。
実はそれが、最後に何があるか分かるヒントになってるんですねー。
それに気付かずただワイワイと読んでいた私と娘は、
いざその謎が明かされたときには、「えーっ!」と驚き、
何回も前のページに巻き戻っては、
各ページにさりげなく引かれた伏線を見つけては、
盛り上がってページを行ったり来たり。
今思えばこのためにみんな頑張ってたたんだねー!
そして、この暖かい住人の住むうさぎマンションに引っ越してきて、
うさぎ一家さん、本当によかったね!
という気持ちで終われる一冊です。
「わたしもこのマンションに住みたーい!」と娘。
残念ながら最後のお部屋がうさぎ一家さんで終わってしまったので、
しばらく空きは出なさそうですね。