卵の殻が主役のお話なんて、まだ読んだことないなと思って
手に取った絵本でしたが。。なかなか深い。
子育てを終えた頃の未来の自分を想像してしまうお話でした。
長い長い間、卵を守ってきた卵のカラ。
でも、トカゲの子は生まれるとすぐにどこかに行って
しまいました。ありがとうも言わずに。。
怒ったカラは、これからは自分のために生きようと決めます。
カラじゃないんだ カーラだよ
ひろいせかいに ただひとり
ほかのだれでもない あたし
じぶんであるいた そのひから
カラは カーラになったのさ
自由に羽ばたくように歌いながら旅するカーラ。
助けた我が子に「だれ?」と聞かれても、
「大きくなって人の親になる頃には、
あたしが誰だかわかるだろうさ」と言い放つカッコよさ!
未来の私にもカーラのように、美しく子離れして
元気に自分を生きていて欲しいな!!
この絵本に描かれるカーラのセリフの1つ1つを胸に刻みこんで
おこうと思います^^♪
またまた素敵な絵本に出会えました!!