地中も水中もとにかく深ーーい内容です。
まず驚いたのは本の大きさ!大きめのリュックに入りませんでした。
たとえば地下。地下に住む動物、昆虫、植物に始まり
地下鉄、地下に埋められた様々なパイプ、遺跡、化石等々
マントルに至るまで、素人目に見ればまさしく地下が「網羅」
されていて深いです。
水中も淡水、海水、潜水艇、海溝、深海魚等々沢山の
水中がこれまた網羅されております。
分かりやすい絵で描かれていますが、マニアックと言ってよいほど
丁寧に取材され「これも知ってもらいたい、こんなモノもあるよ!」と
作者の「読者に伝えたい!!!」熱の様なものがひしひしと伝わってきます。
正直11歳の娘はあまりの情報量の多さに少し引いていた気がしますが
地球と人間、生物の関わり、ともに歩んできた道をこの本を通じて
再確認した気がします。一度(重いですが)手に取ってみて下さい。