デイビッド・シャノンと言えば、「だめよ、デイビッド」「あめふりのおおさわぎ」「自転車にのるアヒルくん」「ストライプ」等で、存在感のある絵が特徴的で大好きな作家です。
この作品も、表紙を見たら彼の作品と一目瞭然です。
お話は、海岸に家族で遊びにきていたら、海賊がやって来るという奇想天外な始まりです。
海賊に気づいたのは、ぼくだけ。
そして、海賊になりたいぼくは、海賊について行くのです。
海賊とぼくのやり取りが何とも面白いし、デイビッド・シャノンの絵が実に海賊らしさを表現しています。
子どもの頃って、海賊とか宝物への憧れが少なからずあるように思いますが、それをこの絵本は、短いストーリーの中に上手く纏めています。
他のデイビッド・シャノンの作品と比べると文章量がとても多いですが、全く飽きることなく最後まで読み聞かせることが出来ると思います。
パパに是非読み聞かせして欲しい作品の1つです。