ある日曜日のこと、昼間からビールを飲もうと冷蔵庫をあけたおとうさん。ビールが冷えていないことに気づきました。冷蔵庫は壊れてしまったと、あちこち触っていたら、突然、冷蔵庫がしゃべり始めました。
冷蔵庫だって、夏休みがほしいと…
関西弁で繰り広げられる、家族の楽しい会話がたまりません。
そして、冷蔵庫がやりたかったこととは…
そういえば、夏の暑い時期、一生懸命働いた冷蔵庫。こんな気持ちを持っていたのかなあとふと真剣に考えてしまいました。
面白い発想のお話に、長谷川さんのダイナミックで、ユニークな絵が、楽しい世界を作ってくれているようです。