「まあちゃんのながいかみ」のシリーズが大好きな娘。表紙の絵を見て、これもまあちゃんのお話だと思ったようです。ところが、4人の主人公の中に、まあちゃんの名前が出てこない!(おかっぱ頭の子がまあちゃんのはずなのに・・・) 「あれ、まあちゃんはどこ?」と、また表紙に戻って、「まあちゃん」チェック。本筋に入っていくまでに、時間がかかりました!
このお話も、「まあちゃん」シリーズ同様、子どもたちが「こうなったらいいのになあ」「こうだったら楽しそうだなあ」と思うようなことが生き生きと描かれていて、非日常的というよりも、子どもの頭(心)の中そのものという感じがします。大掛かりなファンタジー映画とか、大それた夢とかでもなく、子どもたちの中に自然と存在するもの・・・たかどのさんのお話は、どれもそんな世界を表現しているように思います。