谷川俊太郎さんと子どもたちが行ったワークッショプで作られたものを東京都図画工作研究会が編集した作品集みたいな絵本です。
子どもたちがほかの子どもが描いた絵を見て詩を作ったり、
その場に一緒に参加していた谷川さんも、それにそえる詩をつけるという、とっても不思議で楽しいそうな取り組みです。
ただ谷川さんの詩以外は、子どもたちが書いたままの字で載っているので、ちょっと読みづらかったところが残念でした。
(子どもたちが書いたという“らしさ”はよく出ています。
この中に紹介されている子どもたちの作品の中で、個人的に一番印象的だったのは、
「さびしい さびしい かしの木」(小嶋華子:5年)の絵と、
セットになっていた「冬のかしの木」(岩田楓4年)の詩でした。
感性が素敵でした。