子供のいるお家のネコは
きっとこんな気持ちで暮らしてるんだろうなぁ…(笑)
そう思わずにはいられない絵本ですよ。
私も小さい頃 家で飼っていた猫を
こんな風に扱っていました。
この絵本を読んで その頃を思い出し
懐かしかったり ネコに申し訳なかったり…
あの時の家出の理由は
このブチョロビッチョロと同じ理由だったのかも…
表紙のチコちゃん…鼻水を垂らしながら
お顔を真っ赤にして大泣きしてるんだけど
葉っぱの陰から冷ややかに注がれるネコの視線が
このお話をすでに物語っています☆
幼いチコちゃんと
体は小さくても もう大人になってるであろう
ブチョロビッチョロの温度差が楽しいです。
登場する人やネコ達の表情もとつても豊かです。
私の大好きな大島さんの絵本…やっぱり良いですね。