お父さんが出張に行った夜。
風がピューピュー吹いて、しんちゃんは怖くて眠れない。
お母さんに言ったら、
「羊を数えたらいい」という。
でも、羊って、何?
お母さんは教えてくれた。毛の長い動物で、毛でセーターを作るのだと。
しんちゃんは考える。…こんな動物?
あははは、作画のすぎはらさん、グッジョブ!!
しんちゃんの考える「羊」がともかくすごい。
子供の想像力は、なんと途方もないものなのでしょう。
どうやったら、あの羊が、こんな化け物に変わるのでしょうね。
しんちゃんは、「羊とはなんぞや」と、お兄ちゃんやお父さんにもたずねます。
その言葉で想像が積み重なります。
あらあら、なんてとんでもない怪物が出来上がっちゃったのでしょう!
これがあの羊とは…思わず絶句です。
とにかく笑える絵本でした。