表紙の女の子の表情、
全体的に暗いというより 明るすぎない色づかいの絵ですが、
それが一層 お話の内容を物語っているような気がします。
私は3人の子育てを終えて 孫がいる世代です。
このお話を読んだ時、自分自身が母親目線で
読んでいました。
30年ぐらい前、第2子の長男を産んだ頃、
2歳2ヶ月だった長女に寂しさを味あわせていたことを
思い出しました。
子育てに追われていましたから。
頑張っていろいろ学んで成長していく主人公と
長女を重ね合わせて読んでしまいました。
そんな長女も今となっては
私と同じように3人の子育てを頑張るママに
なりました。
子どもにとって
ぬいぐるみや おもちゃが大切な存在なのも
子育てを通じて私自身も実感していたことでした。
絵本の中の場面が印象に残りました。