カラフルな紙面とリズムの良い文章で、読み聞かせをしやすく娘も興味津々。気に入ると文字が読めなくても、お話を覚えますね。
信号の色が変わるたび、「くるまはどうするかな?」と子どもに問いかけながら、ページを繰る。
やがて父が「くるまは…」と言えば、娘は「どうするかな?」と答える。声をかけあって楽しんでいます。
現実にはないピンク色や紫色の信号の色になったとき、何が起こるか……自由な発想がすがすがしく、愉快でした!
日常生活でも信号機に興味を持つようになったので、赤信号で待っているときなどは、「ピコリが青くなった教えてね」とか楽しんでいます。
これは交通ルールを厳密に教える本ではありません。
けれども、親子で楽しみながら信号機に触れられるところにむしろ好感が持てました。