息子が小さかった時はたくさんしていた読み聞かせ。
下の子が生まれてから段々とその回数は減ってきてしまいました。
これではいけない!娘にも息子と同じようにたくさんの作品に触れさせたいと、久しぶりに手に取ったのがこの、しんごうきピコリのお話です。
ちょうど幼稚園で、信号機の色について学んだばかりの娘は、私知ってると言わんばかりに、絵本に描かれた信号の青色を見て「すすめだよね」と得意顔。正解のページをめくって嬉しそうにしています。
黄色、赤と順調に答えて次に進もうとして、おや?
ピンクが出てきた時の娘の何とも言えない表情に思わずにやり。
絵本のある種の裏切りみたいな瞬間がやっぱりたまらなく楽しい!そうこれこれ!これが読み聞かせの醍醐味だったー!と私自身改めて気づかされました。
ピンク色だとどうなるの?どうするの?
娘と一緒にワクワクしながらページをめくって逆立ちした車に大笑い。
ここからは一気にスピードアップ。
ゲラゲラしながら最後までいき、そしてもう一度最初から。
今度は全部の色の意味を知っているので、得意気に答えていきます。
3回目は、絵本の中に毎ページ出てくる犬の車を探しながら・・・。
一冊でいろんな楽しみ方ができる絵本です。
ものすごく可愛らしい絵と言う訳ではないのに、なぜか手元に置いて置きたくなるそんな一冊です。
娘は読み聞かせ以来毎日信号機の色を確認しながら幼稚園に通っています。
いつか全部の色がついた信号機が出て、じぶんもレインボーロードに行けるんじゃないかって思っているようです。