4人きょうだいの2番目、元気いっぱいのコウスケくん。
ある日突然、鼻血を出したり、高熱を出したりするようになり、大きな病院で検査して、わかった病気は、白血病。
長く辛い8ヶ月の治療。
うれしい退院&ピカピカの1年生生活。
ところが・・・???
実話です。
私の住む新潟県では、かなり有名なお話です。
前に一度、この絵本を図書館で借りてきた夫が、私と子どもたちに読んでくれたこともあったので、よく知ってるつもりでした。
でも、きのう、コウスケ君のお母さん=丹後まみこさんが、長女の通う小学校にみえ、講演してくださったのです。
生の声で語られた、コウスケ君の病気との闘い。
自分の腕に抱かれたまま、息をひきとる息子に、何にもしてあげることができない、母親のいたたまれない気持ち。
心にずっしり響きました。
コウスケ君が亡くなってから、13年間、まみこさんは、『いのちのあさがお』の種を配り、骨髄バンクの運動を広めてきました。
私たち、ひとりひとりができることは、何だろう?
真剣に考えていきたいですね。
会場で売られてた絵本を、ママ友にお金を借りて(お財布持ってこなかったので・・・汗)購入しました。
さっそく、昨晩、家族みんなが揃ってるところで読みました。
長女は、前日、学校で『いのちのあさがお』の映画を泣きながら見ただけあって、食い入るように見ていました。
普段、「絵本なんて卒業した〜!」・・・って顔の長男も、珍しく聞き入ってました。
年長さんの次女にも、わかりやすい内容だと思います。
少し大きな子には、同じ出版社から出ている、童話もあります。
楽しい絵本、おおいにOK♪
でも、秋の夜長に・・・
心にずっしり残る絵本も、読んでみてはいかがでしょうか?