私立図書館の書架の奥の方に、不思議な空間があります。
ルー子とサラの姉妹は、カタツムリに導かれて、そこに入ってゆき、
雨降る本屋にたどり着いたのですが、、、そこはすきまの世界です。
シリーズの3巻目は、
館長のどーどーどりのフルホンさんが絶滅かぜという
こまった風邪にやられています。
謎の自在師ブンリルー、砂漠の国の鳥の姫
美しい白蛇タユマユラなどが新しい登場人物です。
描写が細かくてきれいなファンタジーです。
小学校高学年からでしょうか。
大人も楽しめます。
すきまの世界とは、かなわなかった夢や思いがそこに芽を吹いた世界のようです。
だからどーどー鳥がいるのですね。