幼い子供が、自分物を「はいどうぞ」と差し出すとき
決まって満面の笑みで貸してくれる、
相手が喜ぶことを知っているから・・
貸してあげたらきっと喜ぶよ
やさしくて、わくわくした気持ちがいっぱいの本です。
おとなが読むと「なんで?」という箇所がいくつもあって
そのうらぎりが 心地よいです。
もちろん
こどもが読むと「なんで?」とは思わない
「そうそう、そうおもう」と共感するでしょう。
「かしてあげる」という言葉が、呪文のように気に入る事でしょう。
おとなの私はなぜ「なんで?」と思うのかしら?と
何度も読み返してしまいました。