読み始めて
調理器具たちが「自分たちの出番がない」と
レトルト食品たちをディスりまくる展開に
心底腹が立ち、
読むのをやめようかと思いました。
しかし
病気だったお母さんが寝込んでいる間
レトルトを活用していた・・というオチでした・・。
なーんだそうなのか・・と一瞬だけ思い、
でも、じゃあほかの家族は、料理はしないのか???と
ちょっとジェンダー問題的発想も浮かびつつ
まぁ、いいか・・と思った本でした。
レトルトはとっても便利。
それはなのも、
レンチンやお湯だけの簡便食品だけでなく
調味液だの、もう下茹でまでしたある冷凍野菜など
多種多彩。
実際の調理とレトルトの境界は、非常にあいまいだし
だからこそ
なにもお母さんだけじゃなく
だれもが気軽にできる、
一番生活の関わることが「料理」のような気がします。
この本から、
台所のさまざまなことに興味がわく子が増えたらいいな。