普段、私たちが食べているものがどこからやってくるのか、どうやって作られるのかが、分かりやすく絵本になっています。
おなべやフライパンたちと、食べものの旅にいざ出発!
とてもワクワクしながら読めました。
ページごとに、穀物や果物、野菜といった種類別になっているので分かりやすいです。
収穫から色々なものに加工されていく様子まで描かれていて、大人が読んでも新しい発見が沢山ありました。
単に食材だけでなく、砂糖や塩、油といった調味料まであるのに驚きました。塩の作り方なども詳しく書かれていて、すごいですね!
外国の絵本だけあって、たとえばミルク一つとっても、乳牛・ヒツジ・ヤギだけでなく水牛のミルクまで紹介されていて、世界の様々な食生活を知るきっかけにもなりました。
私たちの毎日の食卓は、自然界からの豊かな恵みと、それを届けてくれる沢山の人たちの苦労によって作られているのですね。
イラストも、カラフルで可愛いので、眺めているだけでも楽しくなる絵本です。