初めて読んだとき、「こんなサンタさんがいるなんて……」と軽いショックを受けました。その当時、私は8歳くらいかと。
サンタさんはいないのでは…?と、うすうす感じてはいたものの、信じていたいお年頃。それなのに、こんなに面倒くさそうなサンタさんの姿を見てしまったのです!
「またクリスマスか!」なんて言っても、年に一回しかないじゃない…
プレゼントを配って、世界中の子どもたちに会えるのは楽しみじゃないの?
子どもの頃はそう思っていたわけですが、今はこのサンタさんの気持ちがよくわかります(笑)。
そりゃ、わざわざ寒い中出掛けたくないし、荷物は多いし、休憩だってしたくなっちゃう!!
だけど、それでもプレゼントを配って歩くのは、やっぱり子どもたちのため、なんですよね!
ショックを受けたのにずっと忘れられなくて、今では大好きになった絵本です。
娘がもう少し大きくなったら、同じようにショックを受けてもらおうと思います☆