絵本ナビで、新シリーズが出たのを知り、早速購入しました。2007年のオリジナルカレンダーの応募券がついていて(それも全プレ!!)ラッキーでした☆
うちの4歳児には、少し難しかったようですが、食い入るように見ていました。私も、とても気に入りました。
今回のティラノザウルスは、年をとってしまいます。
「ちからこそがだいじなもの。つよいことがたいせつなんだ」と、信じていますが、あのキャラ(?)で、暴れてきた若い頃のようにはいかなくなってきました。
そんなときにトリケラトプスの子供たちの素直で優しい心に触れ、本当に大切なことに気づくのです。
「おまえうまそうだな」で、
「ぼくもおとうさんみたいになりたい」
という言葉に、とても違和感を感じていました。
今回も、トリケラトプスの子供がお父さんに
「おとうさんすごい」
と尊敬の言葉をかけます。今回は、違和感なくすんなり入ってきました。
それは、トリケラトプスのおとうさんの子供を守るという行動に、ティラノザウルスの事件のことでの気持ちの裏付けがあるからでしょう。
私も、親として、次の世代にいろいろなことを伝えていかなければいけないと、感じました。
ティラノザウルスが死んだのか・・・そのことは、描かれていません。そこを描かないのが、宮西ワールドなのですが、
たぶん、明日、もう一度、読んだときに、子供から質問されそうです。
とっても、悲しい場面ですが、ティラノザウルスにしてみると、サイコーにかっこいい最後です。