本屋さんでシリーズがいくつか並んでいて、ずっと気になっていたのですが、
このタイトルに惹かれて、購入しました。
「ちからのあるものが、かち」そう思っていたティラノサウルスですが、
歳をとるにつれ、愛情や優しさ、思いやりを知ります。
愛する人のために、戦うこと。
暴力とは違う戦いがある事。
まだ小さなトリケラトプスたちは、自分達のために、体をはり、戦い、守ってくれる・そんなティラノサウルスを見て、
また、優しさという強さを学ぶのです。
ティラノサウルスが、トリケラトプスを守り、戦う場面は、
「親が子を守る」という姿とだぶり、
ティラノサウルスの想いと自分の想いが重なり、共感し、感動しました。
5歳の娘は、この本をどうとらえるのか・・・?
やさしさという強さを理解できるのか?と思っていましたが、娘なりに、人を殴ったり、大声で怒ったりする事が強いことではない。と感じたようでした。