賢治作品?
読んだことあったかな???
おくはらさんの絵だ!!
と、新刊コーナーから見つけて
図書館から借りてきました
これは、じっくり、ゆっくり読まないといけませんでした
「対象年齢6歳〜」になっていますが
時間掛かりますし
独特な言い回しもありますし
どうでしょう?
内容的にも、道徳ではないような・・・
哲学???人間学???人生学???
人間として、どうあるべきか
「心」のありかた?
を問うたもの???
「?」が多くてすみません
言葉で説明出来なくて
お恥ずかしい限りです
賢治作品におくはらさんの絵は
どうなのかな?
と、始めは思いましたが
おくはらさんの絵のお陰で
「驕り」の醜さ、残酷さ・・・等
負の状況が和らぐように感じました
文字だけだと
ちょっと辛くなっていきます
人間誰にもある「負の感情」を
こうも見せ付けられると
辛くなります
川で流れてくるひばりのヒナを
自分も水にもまれながら
自分も大変なめにあいながらも助けたうさぎのホモイ
ところが
「貝の火」という宝珠をいただいてからの
行動と気持ちの変化
ホモイだけでなく
ホモイの父母、周囲の動物達の変化
悪者役のきつねの言動・・・
「え〜っ」と思う箇所がいっぱいです
特に、きつねが盗んできた食パンを
ホモイは美味しくって、父母にも食べさせたい!という気持ちで
持ち帰ったモノを
父は、盗んできた物を見抜き
「食べない!」と言っていたのに
翌朝食べているんです
ちょっと、ここが不可解ですが
それも、「負」の部分なんでしょうか
「貝の火」は、ファイアー・オパール!?
本当だ・・・宝石の中に
火山?火が見える・・・
はぁ〜、勉強になりました
ミキハウスさんの賢治氏シリーズ
「ざしき童子のはなし」は、岡田さんの絵で
雰囲気ぴったりでした
この作品も、イメージ通りなのかもしれません
私の知らない作品もあります
それぞれの画家さん達の絵と作品内容を楽しみたいです