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牛女」 doruさんの声

牛女 作:小川 未明
絵:高野玲子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1999年
ISBN:9784039637000
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 6
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  • 言葉の奥に隠れた土俗性を読み解くと・・・

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪10歳

    牛女ってけっこう重い話だなと思いました。今では差別語として使われている言葉を扱っているし牛女という名前のイメージからして、なんとなく土俗性というか土地と切っても離れないものがある。牛女は最初の数ページで死んでしまう。だけどもその数ページで子どもをどれぐらい可愛がっていたか、またこの二人はどんな生活をしたか、言葉には書かれていないけどわかるような気がする。
    子供は村人に育てられながらも幸せであったか? 答えはいいえであろう。幸せであったな雪山に見える牛女の影を慕うはずはない。そして村を飛び出し、その後、出世して帰ってくるが、村でりんごを虫にやられてしまう。ここでたたりだと言われる土俗的である。
    母親の霊を慰めることで、死者に対する土俗性を発揮しています。最後は息子は裕福になり幸せになれるが土地とは切り離せない百姓である。

    投稿日:2010/08/13

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