日本の民話です。
「からすは、最初、まっ白だって知ってた?」
誰もが知らなかった事実?
からすは、真っ白で綺麗な身体が自慢だったのに、
もっと、綺麗になりたくて、
ふくろうのそめものやに、すっとんで行きます。
どんな色が一番綺麗なんでしょう?
からすも欲張りすぎてしまったようです。
ふくろうが怒るのももっとも。
だんだん怖い顔になっていくふくろう。
激しく怒った姿は、からすでなくても怖かった。
とても短いおはなしなので、
小さい子でも、昔話や民話に親しんでもらうのには、
最適だと思います。
絵もはっきりしているので、
幼稚園などでの読み聞かせにもいいと思います。
最後に、「いろんな色を混ぜたら、ほんとに黒になるかな?」
と、後で遊べるように終わりました。