図書館で借りて、子どもには内容が難しすぎるなと思いましたが、とってもすてきな絵本なのでお父さんにすすめようと借りてきました。本棚にある本は、難しかろうがなんだろうが読みたい息子は早速持ってきて「読んで」と読む気マンマン。内容が複雑だったり自分の興味がないと、途中でやめてしまうので、「まっいっか」ぐらいで、読んでみました。途中、司書とか難しい言葉も出てきますが、少し説明をしながら読んでいくと最後まで読んでしまいました。気になったのか、それからも度々読むようになりどう感じているのか分からないままですが、本に出てくるマサフミのようなすてきな少年になって欲しいです。
最後のあとがきに、主人公の車イス司書の川原さんのこの作品を世に出すまでの経緯が書かれていて、この絵本がほとんどノンフィクションとのこと。子供たちとの心の交流が見事に描かれていて、本当にすばらしい絵本です。「ぼくがぼくを、だいすきなぼくになれる」この気持ちを日々大事に育てているのか、「はっ」とさせられました。