13歳からのYAに向けて書かれた絵本ガイドですが、大人としてもとても意味深い本だと感じました。
ただ感じる絵本ではなく、考えさせらえる絵本は、中高生であれ、大人であれ、同じ絵本であっても、人生経験で様々な味わいを出してきます。
これからを生きる若者に向けた選書は、これまで生きてきた大人にとって、その年数にしたがって思うところは違うかもしれません。
子どもたちに読み聞かせした絵本であっても、再読してみると、様々に感じるところのある絵本に再会できました。
あまり絵本を読まない大人に向けても、絵本の楽しさを教えてくれる一冊だと思います。