我が家の4年生の長男は、一人で電車の旅に出かけてしまうほどの電車好き。
おまけに表紙を見ると、主人公が乗ろうとしているのは、どうみてもよく利用する京急線に似ています。
これは絶対に長男に見せないと!と張り切って予約して借りました。
けれど、私のこの深い思い入れに対して、彼の反応は今ひとつ。
そう、電車好きにとっては、線路の分岐の部分が出てくるとか、運転席のメーターが出てくるとか、もっと突っ込んだところを描いて欲しかったようです。
この本では、もうちょっとというところまでしか出てこないので、そこが、ちょっと物足りなかったようですね。
電車好きのための本として見るのではなく、朝一番の電車の厳かな感じを楽しむという観点で見れば良い本かもしれません。