9歳の息子と読みました。
可愛らしい小さいウサギが、神様に大きいからだにしてもらうために、
神様の言いつけどおり、
トラ・ワニ・サルを自力で殺して皮をはいでくる物語。
最初のか弱さはどこへやら、
うまーくこれらの動物を騙し、ガンガン棒で殴り殺し、
皮をはいでくるウサギの姿は、もはや惨忍そのもの。
「もう、大きくならんくて、いいんじゃない・・・?」と
ちょっと引きつつもつぶやいてしまった私と息子でした。
と、そこはさすが神様!
正しい!
神様がうさぎに計らった対応の絶妙さに、
「ほー」とため息がでた私たちでした。
メキシコのお話のようですが、作者さんは日本人。
絵もなかなか素敵ですよ!