アマゾンの本のサイトで、何気なく検索していたら、やたらお薦めしている方がいたので探してきました。
アマゾンの方ではこれは「絵本」として分類していたみたいですが、実際読んだ感触では、どちらかというと児童書の形態をとっている大人向けの本。という感じがしました。
ジャンルは「虐待」です。
なので、逆に、これを子どもの本のジャンルに入れてほしくありません。作品としてどうこういう前に、子どもがうっかりこの本を読んで、『大人の醜さ』みたいなものだけを感じ取られたくないからです。
イラストはとても考えられていて、心の感情の表現力とか、素晴らしいものを感じました。
文章も、けして悪くはないです。
でも、これは子供に読んでほしくないな。どんなにきれいごとに書いても、「虐待は、虐待なのです」それを、子どもたちが受ける傷を、こんなきれいごとでごまかしてはいけないと、思いました。
我が家では子どもには見せません。