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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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おとうさんの庭」 レイラさんの声

おとうさんの庭 作:ポール・フライシュマン
絵:バグラム・イバトゥリーン
訳:藤本 朝巳
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2006年09月
ISBN:9784001108880
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 15
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  • 心の底にあった願い

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    知人が中学校での読み語りで取り上げていたのでセレクト。
    なるほど、将来を見つめる頃にぴったりのストーリーでした。
    『THE ANIMAL HEDGE』が原題。
    直訳すれば、「動物の生垣」ですが、「おとうさんの庭」という意訳も味わい深いですね。
    農夫が、3人の息子たちと農場で楽しく暮らしていたのです。
    ところが、干ばつでこの農夫一家は、大事な家畜たちや農場も売ることになるのです。
    小さな家に移り住んだ農夫は、生垣を見て、あることを思いつくのです。
    それは、生垣に、動物たちを刈り込むこと。
    やがて、その生垣は、3人の息子たちにも、進路を語りかけることになるのです。
    トピアリー(樹木を刈り込んで動物の形などにデザインする)については、
    『ナーサリー・クライムズ』や『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』で知っていましたが、
    なるほど、こういう視点もあったのですね。
    生垣の成長を時間をかけて眺めて見えるもの、それが「心の底にあった願い」なのですね。
    生垣の成長という、時間の流れとともに、
    農夫の年老いていく様子、息子たちの成長していく様子が絵の中に丁寧に描かれていて、
    時間を体感できます。
    親子の間にある、心のつながりもまた、素晴らしい作品だと思います。
    小学校高学年以上から、じっくりと味わってほしいです。

    投稿日:2014/02/07

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