絵本の世界も深いな・哲学だなあと思うことが最近あります。
それは、この本のような大人でも簡単に結論が出せないような本に出合うからです。
皆が働いてる間に、フレデリックが集めていたものは言葉なのです。
フレデリックは詩人だから言葉で皆を暖かくするのです。
「皆と同じじゃなくていいんだ」というテーマがレオ・レオニの本には多いです。このお話は「それぞれの得意分野で貢献すればいいんだ」というメッセージも加えられています。
異な感性を認めるということ、言葉で言うのは簡単だけれど
本当に認めることは簡単なようで難しいですよね。
フレデリックのような人が近くにいたら、私は人間として魅力を感じるかもしれないけれど
きっと敵味方分かれるんじゃないかなーと
かわいいねずみの絵に反して、難しいことをふと考えました。