娘は、以前どこかでこの本を読んでもらったことがあったらしく、
図書館で見つけて、大喜びだったので借りてきました。
レオレオニ独特の、わかりやすく、なんともいえない温かみのある絵とは対照的に、
内容は実に哲学チックです。
3歳の娘は、その辺まで理解はできてないようなのですが、
ただ、ちょっととぼけた表情のネズミ達がかわいくてならなてようです。
みんなが冬篭りのために働いている時に
フレデリックはフレデリックにしかできないやり方で
冬篭りの支度をしている・・・。
そんな社会では「逸脱行為」と捉えられがちなことも
最後には理解されるというラストは救いです。