自分が幼い頃、読んでもらったと言う記憶はないのですが、『じゃむじゃむどんくまさん』は懐かしく、秋になると読んであげたいと思うNo.1の大好きな絵本です、今年度は、3歳児担任。子どもたちもすぐにどんくまさんが大好きになり『りーんりーんりんごじゃむー』とどんくま印のりんごじゃむやさんごっこが、お気に入りの遊びになりました。前に山のお散歩で夏ハゼの実を集めてじゃむにして食べた経験があったので、『じゃむじゃむ』というワードも気に入った様子でした。そして、いつしか『どんくまさんのりんごじゃむってどうやってつくるんやろ?』『どんくまさんのりんごじゃむっておいしそうやなぁ』と子どもたちの話題になりました。『どんくまさんに作り方を教えてもらいたい』と言う子どもたちの願いも叶えたいと考え、折り紙で作ったリンゴの木を壁面に飾り、次の日、どんくまさんからお手紙が届く演出をして、りんごじゃむのクッキングに挑戦しました!はりきる子どもたち、自分たちでりんごを切って、お砂糖入れて、お鍋でくつくつ煮ていくと、みんな笑顔。時々『どんくまさんありがとう』『どんくまさんってほんまに優しいな』と話しています。出来上がったりんごじゃむは、黄金色で本当に優しい味でみんな大満足でした。『どんくまさんの味や』『みんなに分けてあげたい!』と、どんくまさんのようにみんなもとっても優しい気持ちになれました。美しいホッとする絵本の画面、優しいストーリーからどんくまさんが身近な存在になっていき、素敵な取り組みが出来ました。どんくまさん、ありがとう。子どもたちも私もどんくまさんが大好きです。