黒と白の世界がこんなに美しいのか、と驚かされた一冊です。
冬眠からさめた動物たちははなをくんくんさせてどこへ向かうのでしょう?
どんな動物が、どんなところで眠っているのか、とってもよくわかるので「冬眠」のお話とともに春への期待感も膨らませる事の出来る絵本です。
私が読んだのはちょうど冬眠に入り始める頃でした。
なぜそんな時期に?と思われるかも知れませんが、ちょうど作品展の時期で、テーマが「四季」。私たちのクラスの担当は「春」だったんです。
だから、動物たちの「はなをくんくん」させるもとの黄色い花・・・たんぽぽを作るったときに「このにおいでくまさん起きるかな?」なんて言ってくれた子がいました。こういうとき、絵本読んでよかったなって思います。