ある森に住むねずみくんは、悩んでいました。
明日が誕生日のねずみちゃんに何かをプレゼントしたいのですが、何も思い浮かばないのです。
色々考えて思いついたのは、固めた雪を丈夫な前歯で削った、ねずみちゃんの像。
でも翌朝になると、一生懸命作った像は、お日さまの光に照らされて、少し溶けてしまいました。
大切なねずみちゃんを喜ばせてあげたいと、一生懸命なねずみくん。
上手くいかないこともあったけれど頑張って頑張って、彼はねずみちゃんを喜ばせることができました。
ねずみくんのねずみちゃんを想う気持ちが、ひしひしと伝わってくる絵本です。
小学生向きの絵本かな、と思いました。