家族で出かけた散歩先、木になったらという空想を膨らませる……というお話なのかな。
森の一本になったぼくの所へいろいろな虫や動物が遊びにきます。雲までやってきて恵みの雨を降らせてくれます。
みんなが家族というところがまた優しいですね。
娘はこれを自分にあてはめて聞いていたようで、なぜだか木はイヤだとのこと。お気に入りの自然公園(の地面)になると言い出しました。
自分が公園ならどんな木を植えて草を植えて動物を住まわせたいかという空想を話してくれました。
そんなお話が広がる絵本でした。
たくさんの来訪者、それらとの触れあいは、次はどんなかなという期待にあふれていてページを繰るのが楽しい。おはなし会にもどうでしょうか。