「お父さんはスーパーマンだ!」
そう叫んだ娘は大人になり、父の理不尽を怒りながらも小さな頃の父との楽しい遊びを忘れません。
「お父さんほどの男性はいない」
そう信じて育った私は、父の頑なさに心を痛めながらも父の本質の優しさ、真っ当さを今でも尊敬しています。
身体の大きさが心の大きさを表しているこのパパは、私の年齢の日本のお父さんからは出てきません。こんなにゆったりと楽しいお父さんは理想です。
そのぶん、「いいなあ、息子や孫にはこんなお父さんになって欲しい」
そう思わされます。
こうして育った子はどんな困難をも乗り越えられる、優しく強い人になるでしょう。
愛され、認められて育つことの幸せを与えてくれる一冊です。