面白い発想の絵本でした。はじめは歯医者を嫌がる男の子の話だったんですが、そのうちお父さんが実はオニだったなんて話になっていきます。
実は私も、下の奥歯の親知らずが生えてきていて、抜かなきゃいけないのかな…と迷っているところで、この本を読んでさらに不安が増しました(笑)親知らずを抜いてほっぺたが思いっきり腫れてるお母さんの顔を見たら、やっぱり歯医者行きたくないと思ってしまいました。
鬼に生えてくるというオニシラズ、それにびびっている男の子の様子がとてもおかしかったです。関西弁のやりとりも軽快で、家族の暖かさも感じられるし、楽しく読めるお話でした。